名刺版写真 横浜鎖港談判使節団 池田長発 エジプト カイロ アントニオ・ベアト撮
1864年の横浜鎖港談判使節団のメンバーの極めて希少な名刺版写真。中央に正使の池田長発 (1837-1879)、左に副使の河津祐邦 (1821-73)、右に目付河田煕 (1835-1900)、そして通訳として使節団に同行した謎の人物フレデリック・ブレクマン(Frederik Blekman[Frederick Blekman]とも呼ばれる)(1839?- 不明)が写っている。裏にフランス語「Ambassad Japonaise a passage au Cairo 1864」が書いてあってアントニオ・ベアトのスタジオ印「A. Beato Photographe au Caire (Egypte)」も書いてある。ヨーロッパに向かう途中、エジプトに短期間滞在した横浜鎖港談判使節団を撮影した写真として知られているのは、やはりアントニオ・ベアトが撮影した、スフィンクスの前に立つ大勢の人々の非常に有名な写真だけです。
カイロ。アントニオ・ベアト。1864年。
8.7 x 5.9糎。
良好。経年の傷み、シミ少々あり。
p36121756