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名刺版写真 田口俊平 オランダ

サイン入り

名刺版写真 田口俊平 オランダ サイン入り
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名刺版写真 田口俊平 オランダ サイン入り

岐阜県山間の村医者の息子で、後に旗本となった砲兵・測量技師、田口俊平(1818-1867)の素晴らしい名刺版写真。オランダ語、測量法、砲術を学び、1928年に死後正五位を授けられた。1858年に幕府の兵習所に勤務し、同年9月からは長崎の訓練所で機械工学を学び、勝海舟や榎本武揚らとともに働いた。翌年、幕府の洋式砲術と蘭学の指南役となった。1862年、徳川幕府は軍艦開陽丸の建造を命じ、田口氏はオランダに派遣される技師の一人に選ばれた。1863年4月にオランダに到着し、船の建造を監督するとともに、測量法と洋式砲術の技術を学んだ。 1867年に帰国し、海軍伝習所教授となったが、同年11月に50歳で死去した。写真の裏には英語で「To Mifs [Miss] Dumant [or Dumont] in remembrance of Mr. Tagouti Sjumpei [Taguchi Shunpei]'が書いてある。そして日本語で「にっぽんかたみ たぐちうじのすがた」も書いてある。デュマンさんが誰であったかは不明である。

 

デンハーグ。ヤコブ・ホーマン撮。文久3年頃。

 

9.1 x 5.7糎。

 

良好。経年の傷み少々あり。

 

p36121748

名刺版写真 田口俊平 オランダ

価格: ¥550,000 (税込)




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