守田勘弥元島原転座之図 3枚続揃 錦絵 二代目 歌川国輝画
東京にあったの守田座の三枚続。守田座(元々森田座)は江戸時代から20世紀初頭にかけて、江戸の主要な歌舞伎劇場のひとつでした。1923年の関東大震災で東京の大部分とともに破壊されるまで、森田家が経営していました。守田座は、1660年に初代森田太郎兵衛と息子の森田太七によって江戸木挽町に建てられました。劇場は数か月後に全焼し、その後も何度も焼失しましたが、そのたびに再建されました(1923年まで)。劇場は新富町に移転し、1872年に屋内トイレや外国人用座席などの新しい設備を備えて再建されました。1875年、劇場は新富町にちなんで新富座と改名されました。
東京。蔦屋吉蔵。1872年7月。
各36.1 x 24.3糎。
ほぼ極美。虫損修復少々あり。裏打ちなし。
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