名刺版写真 ベアト撮
立石斧次郎 (1843-1917年)の特別な名刺版写真。万延元年(1860年)遣米使節の学生通訳を務め、立石氏は最年少メンバーでした。本名は長野桂次郎で、米国ではおそらく子供の頃の名である為八にちなんで「トミー」という愛称で呼ばれていました。 裏面に貼られた小さな印刷された伝票には、フェリックス (フェリーチェ) ベアトが使用していたことが知られるスタイルで「Japanese Naval Officer」(日本の海軍士官)と書いてあります。ニューヨークのメトロポリタン美術館も同じ写真を掲載しており(www.metmuseum.org/art/collection/search/764805)、裏面にはキャプションがあり、立石氏のものであり、1867年に撮影されたものであると記載されています。
[横浜]。フェリクス・ベアト。[1867年]。
8.7 x 5.4cm糎。
良好。経年のシミ少々あり。台紙に貼っている。
p36041602