日本の旅 ペナンで出版された未収録の本
1902年4月から6月にかけて来日したマレーシアのセランゴール在住のイギリス人男性が書いた興味深い本。旅は長崎から始まり、神戸、宮島、大津、京都(都ホテル)、琵琶湖、大津、横浜(クラブ・ホテル)、鎌倉、江の島、東京(帝国ホテル)を訪れました。横浜で腕に「小さい芸術的なハエ」の刺青をしていまして東京で相撲観戦。一週間ほど後、著者の妻「Lさん」も腕にコウノトリの刺青を入れました。
ペナン。クライティーリオンプレス印刷。1902年刊。
pp.91[1]。18 x 12.2糎。
良好。表紙に経年の傷み、汚れ少々あり。中は良好。表紙の上部に「Stuart E. Williams」がかいてある。Williams氏はマレーシアにあるぺラックという町の印刷局員だそうです。
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