江戸・東京の案内書 東京初の英語ガイドブック
日本の都市の概要が含まれていた初期のディレクトリを除けば、キーリングの日本ガイド(1880)は、日本への最初の英語ガイドブックと見なされています。その後、Satow&Hawesの1881年のガイドは、日本を旅行する最初の包括的な作品でした。どちらの本も希少です。この東京案内書は簡潔ではありますが、キーリングのガイドより6年前のものであり、非常に希少です。表紙には、「居住者による」であり、これは1870年から74年まで日本に住んでいたウィリアム・エリオット・グリフィス(1843-1928)であると記載されています。グリフィスは横浜、日光、京都への別々のガイドを出版しましたが市場にほとんど出ないです。
横浜。F.R.ウエットモア社。明治7年。
pp.35[1]。17.2 x 10.8cm。
良好。表紙に経年の傷み、汚れあり。タイトルページは正方形の分が切り取られていますが、綺麗に修復されています。中は良好。
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